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少人数でもできる!業務効率化にも繋がるWebマーケティング導入術
「少人数でWebマーケティング施策を実施しているが、なかなか望む成果に繋がらない」「やるべき業務が多すぎて効率化したい」と悩んでいる中小企業の経営者やマーケティング担当者の方はいませんか?
実際に、少人数でできるだけコストや手間を抑えてマーケティング施策を進めたいと感じている方は多くいます。
本記事では、少人数でも業務効率化に繋がるWebマーケティングの導入術について解説します。
ツールの活用や効率化のノウハウを知り、業務全体をもっとスピーディーかつ柔軟にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
少人数・限られたリソースで何から始めればいいのか
限られた時間と人手で業務を効率化し、Webマーケティング施策で成果を出すためには、まず現在行っている業務の整理を行い、「ECRS」を活用するのがおすすめです。
ECRSとは、Eliminate(排除)、Combine(結合)、Rearrange(入れ替え)、Simplify(簡素化)の頭文字を取った略語で、業務改善のフレームワークとして用いられています。
ECRSを活用することで、業務効率化やコスト削減に繋げることが可能です。
いきなり新しいWebマーケティング施策を追加して業務効率化を図るのではなく、現在の業務の見直しから始めていきましょう。
Eliminate「排除」:不要な作業や工程を無くす
Eliminate(排除)では、現在行っている作業や工程を整理し、本当に必要かどうかを検討します。
例えば、以前は必要だったけど今は不要になった作業や、形骸化している無駄な会議・報告業務などを洗い出し、削っても問題なければ排除していきます。
不要な作業や工程を排除することで、業務負担の軽減やコスト削減に直結するため、Eliminate(排除)は一番最初に着手しましょう。
Combine「結合」:類似する作業や工程を1つにまとめる
Combine(結合)では、類似する作業や工程を一体化することで、効率化を図れないか検討します。
例えば、同時に処理できる作業を1つにまとめたり、同じ人が行っている異なる作業を分離したりして、全体的な工数を減らしていきます。
類似する作業を結合する、もしくは異なる作業を分離することで、作業者にとっても仕事がしやすくなるでしょう。
Rearrange「入れ替え」:作業の順序や場所、担当者を入れ替える
Rearrange(入れ替え)では、作業の順序や場所、担当者を入れ替えることで、業務効率化を図れないか検討します。
例えば、現在の作業工程で手戻りが発生しやすい順番があれば入れ替えたり、作業場所や担当者が適切でなければ変更したりして、作業の流れを改善します。
担当者によっては担当業務や作業場所に変更が生じますが、コストをあまりかけずに業務を効率化できるでしょう。
Simplify「簡素化」:作業をより単純化する
Simplify(簡素化)では、一部作業のテンプレート化や自動化を図り、業務の単純化を実施します。
例えば、手動で行っている作業を自動化もしくはテンプレート化したり、アウトソーシングした方が効率が良い作業を外注化したりして、簡素化していきます。
作業の排除や結合、順番の入れ替えなどを行った上で、作業や工程を簡素化することで、より業務効率化に繋げることができるでしょう。
では、業務効率化と成果を実現できる具体策について、次の章で解説していきます。
業務効率化と成果を実現できる具体策
ホームページの最適化と無料・低コストツールの活用
自社のホームページを作成・運用し営業ツールとして最適化すれば、人手をあまりかけずに24時間365日、情報発信や問い合わせを受けることが可能になります。
また、初期コストを抑える方法として「Wix」や「WordPress」など、無料または低コストで利用できるプラットフォームの活用がおすすめです。
テンプレートを使用することで、専門知識がなくても簡単にホームページを作成できます。
マーケティングオートメーションの活用
マーケティングオートメーション(MA)とは、企業のマーケティング活動を自動化・効率化するためのツールです。
例えば、見込み顧客の状況に合わせてメール配信やコンテンツ配信を自動化したり、ターゲット顧客に合わせたキャンペーンを自動で実行し、効果測定を行ったりします。
これまで手動で行っていたマーケティング業務を自動化することで、コストを削減し、業務効率化に加えて顧客体験の向上や売上増加などのメリットが得られます。
業務負担を減らすためのアウトソーシングの活用
人手や時間などのリソース不足を克服するために、アウトソーシングを活用することも有効です。
例えば、ホームページ制作や広告運用、SEO対策、SNS運用など、自社のリソースでは賄いきれない部分を専門の業者に外部委託することで、時間と労力を削減できます。
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専門人材や予算が少なくても取り組める実践例や成功パターン

SEO対策とSNS運用の活用で認知度を獲得
少人数でも自社のホームページでSEO対策を徹底し、SNSを効率的に活用することで、認知度を獲得することは、よくある成功パターンです。
例えば、既存サイトのコンテンツ拡充・SEOキーワードの選定から、SNSアカウント開設・定期投稿の仕組み作りを行い、投稿内容とサイト情報を連携させ誘導を強化します。
SNS投稿管理ツールを使い、業務負担を分散したり、Googleビジネスプロフィールなど無料の集客ツールも併用することで、効率的に認知度を獲得することができます。
ターゲットを絞った広告運用でCV率向上
広告予算が限られている中で、ターゲットを絞り込んだリスティング広告を実施したことで、高いコンバージョン率(CV率)を達成した成功事例もあります。
リスティング広告のキーワードを見込み顧客に合わせて徹底的に絞り込み、ランディングページ(LP)を目的に応じて作成し導線を明確化することで、広告からの流入をコンバージョンに繋げます。
また、広告運用は月数万円から開始し、ABテストでクリエイティブや導線を継続改善することで、低予算でも効果的に成果に繋げることができます。
マーケティングオートメーションツールで作業時間を大幅に削減
これまで手動で行っていたメール配信や広告キャンペーンの管理などを、マーケティングオートメーションツールに切り替えることで作業時間を大幅に改善した事例もよく見られます。
例えば、手動で行っているメール配信やキャンペーンの進行を洗い出し、初期は無料や低コストのマーケティングオートメーションツールを活用して配信・リスト管理・効果分析などを段階的に自動化します。
マーケティングオートメーションツールの活用によって定型業務が減ることで、本来注力すべき業務に集中することができます。
Webマーケティング施策導入後の最適化
分析ツールを使って成果を可視化
Webマーケティングは導入して終わりではなく、継続的な改善が必要です。
施策の導入後は、分析ツールを使って成果を可視化しましょう。
例えば、Google Analyticsや各種SNS分析ツール、効果測定ツールを活用してユーザーの動向や興味関心、コンバージョンを「見える化」することは、最適化の基本です。
可視化されたデータをもとに施策を調整することで、効率的な改善サイクルを作ることができます。
ABテストを活用し結果を比較
ABテストとは、Web広告やLP、メール配信など、さまざまなWebマーケティング施策で使われている最適化の手法です。
例えば、広告のボタンの色、見出し、文言、画像など部分的に変更したパターンをいくつか用意し、どちらのパターンがより高い成果を出すか、実際のユーザー行動で比較します。
時間や労力に限りある小規模なチームでも、小さな部分を段階的にテスト・改善することで成果を高められます。
成果が出やすいところにリソースを集中
すべての施策に対して同時にリソースを分散するのではなく、効果が大きい部分に絞って集中的にリソースを配分することは、最適化において重要です。
特に小規模なチームが、一部の施策で明確な成果を得られているなら、そこにリソースを集中しPDCAサイクルを効率よく回すことで成果を最大化することができます。
成果が出やすいところに集中投資することにより、無駄な手間やコストを抑えて施策の最適化に繋げられるでしょう。
まとめ
少人数や限られたリソースでも現在の業務を整理し、業務効率化を図るWebマーケティング施策を導入することで、成果を最大化することは可能です。
まずは、ECRSを活用し無駄なコストを省いた上で、自社ホームページのSEO対策やSNS運用、マーケティングオートメーション、アウトソーシングなどの活用を検討してみましょう。
また、施策を導入した後も、分析ツール・ABテストなどによる継続的な改善を行うことも大切です。
時間や労力が足りず、成果に繋げられていない方や業務を効率化したい方は、本記事で解説した内容を実践してみましょう。
Web周りの運用を全面サポート
この記事の内容を前提に、
実務レベルでどう整理すべきかの相談もお受けしています。