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実務の現場で実際によく起きる判断をもとに整理しています。

リノベーション会社ホームページで問い合わせを増やす方法|集客につながるWeb戦略と改善ポイントを解説

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「ホームページはきちんと作ったのに、問い合わせがほとんど来ない」
「施工事例もたくさん載せているのに、反応につながらない」
「新規のお客様は不動産会社からの紹介ばかりで、いつ止まるか不安」

リノベーション会社の経営者やWeb担当の方から、こうした声をよく聞きます。

でも、安心してください。問い合わせが増えない原因は、デザインの質が低いからでも、施工の腕が足りないからでもありません。

本当の原因は、リノベーション会社に合ったホームページの設計ができていないことにあります。

この記事では、リノベーション会社のホームページ集客がうまくいかない原因を4つに分解し、改善するためのWeb戦略と、今日から始められる手順までをわかりやすく解説します。専門用語はできるだけ噛み砕いてお伝えするので、SEOの知識がなくても読み進められます。

読み終える頃には、「自社サイトのどこに問題があるのか」「次に何をすればいいのか」がはっきり見えてくるはずです。

目次

リノベーション会社のホームページ集客は「リフォーム」とは別物

ネット上には「リフォーム会社の集客ノウハウ」がたくさんあります。しかし、それをそのままリノベーション会社に当てはめると、うまくいかないことが多いです。

理由はシンプルで、お客様の検討の仕方がまったく違うからです。

比較する項目リフォームリノベーション
一件あたりの単価数万〜数十万円数百万〜1,000万円超
検討期間数日〜数週間半年〜数年
探し方「地域名+工事内容」で今すぐ業者を探す事例や世界観を見比べて長く迷う
決め手価格・対応スピード・距離の近さデザインの好み・担当者への信頼

たとえば「給湯器が壊れた」というお客様は、今日か明日には業者を決めます。この場合は、地域名で上位に表示されているだけで受注につながります。

一方、リノベーションを検討しているお客様は違います。中古物件を探しながら何社ものサイトを何度も見比べ、半年以上かけて依頼先を決めます。

つまり、リノベーション会社のホームページ集客で必要なのは「早く見つけてもらう工夫」よりも、「長く迷うお客様に選ばれ続ける工夫」だということです。

また、リノベーションは「近いから」で選ばれるとは限りません。デザインの世界観に惹かれれば、片道1時間かけてでも相談に来ます。商圏が広いぶん、地域名だけに頼ったキーワード設計では取りこぼしが起きます。

この前提を押さえておくと、ここから先の話がすべてつながって見えてきます。

リノベーション会社のホームページに問い合わせが来ない4つの原因

「問い合わせが来ない」とひと口に言っても、詰まっている場所は会社ごとに違います。まずは、どこで止まっているのかを分けて考えましょう。

段階症状詰まっている原因
アクセスがそもそも少ない検索で見つけてもらえていない
見てもすぐ帰ってしまう何が得意な会社か伝わっていない
事例は見るが動きがない信頼するための材料が足りない
手前まで来て離脱する問い合わせのハードルが高すぎる

自社がどの段階で止まっているかを特定しないまま施策を足していくと、時間もお金も無駄になります。ここから、それぞれの原因を詳しく見ていきます。

原因①|そもそも検索で見つけてもらえていない

ホームページを「作った」ことと、「検索で見つけてもらえる」ことは、まったくの別物です。次のような状態になっていないか確認してみてください。

  • 会社名で検索したときしか自社サイトが出てこない
  • 「リノベーション ○○市」で検索しても、何ページ目を見ても出てこない
  • 施工事例のページが、それぞれ検索されることを想定して作られていない

この状態だと、どれだけ丁寧に作ったサイトでも、見込み客の目に触れる機会はほとんどありません。検索順位は「サイトの美しさ」では決まらず、「どんな検索語に応える内容があるか」で決まります。

原因②|開いた瞬間に「何が得意な会社か」が伝わっていない

リノベーションのお客様は、必ず複数社を見比べます。そのとき最初の数秒で判断されるのが「この会社は自分の理想に近いか」です。

  • トップページの一枚目が、施工事例なのか会社の外観なのか曖昧
  • 「安心」「丁寧」「地域密着」といった、どの会社でも言える言葉が並んでいる
  • マンションリノベが得意なのか、戸建てのフルリノベが得意なのか分からない

「何でもやります」は、お客様にとって「決め手がない」と同じ意味になります。

たとえば「マンションの一室を、ホテルのような空間にしたい」と考えている人がいたとします。この人にとって必要な情報は、施工エリアの広さでも創業年数でもなく、「似た雰囲気の家を作った実績があるか」だけです。その一点が最初の画面で伝わらなければ、ほかのページを見てもらう前に離脱してしまいます。

原因③|施工事例が「きれいな写真集」で終わっている

リノベーション会社のサイトで最も見られるのは施工事例です。ところが、写真だけが並んでいて情報が足りないケースが非常に多いです。

お客様が事例ページで知りたいのは、写真のきれいさではありません。

  • 実際にいくらかかったのか
  • どれくらいの期間がかかったのか
  • どんな要望から、なぜそのプランになったのか
  • 誰が担当し、どんなやりとりがあったのか

写真は「憧れ」を生みますが、問い合わせを生むのは「自分にもできそうだ」という現実感です。

原因④|問い合わせのハードルが高すぎる

数百万円から1,000万円を超える買い物を検討している人に対して、「お問い合わせはこちら」だけを用意しているサイトは非常に多いです。

しかし、まだ物件も決まっていない段階のお客様にとって、問い合わせは重すぎる行動です。

  • 問い合わせボタンが目立たない、または電話番号しか置いていない
  • フォームの入力項目が10個以上ある
  • 住所や予算の入力が必須になっている
  • 「まず情報だけほしい」という人の受け皿がない

検討期間が長い商材ほど、「まだ決めていない人」が動ける選択肢が必要になります。

リノベーション会社のホームページ集客を立て直す3つのWeb戦略

原因が見えたら、次は打ち手です。どれも専門的な技術は必要なく、すべて「どういう考え方でサイトを組むか」という設計の話です。

戦略①|「地域名」だけでなく「テイスト×暮らし方」でキーワードを設計する

リノベーションのお客様は、業者名や地域名より先に「どんな家にしたいか」で検索します。ここが、リフォームとの決定的な違いです。

検索の切り口キーワードの例
地域○○市 リノベーション、○○市 中古マンション リノベ
物件タイプマンション リノベーション、戸建て フルリノベーション
テイストホテルライク リノベーション、北欧 リノベーション、古民家 リノベーション
目的・暮らし方中古を買ってリノベ、二世帯 リノベーション、ペットと暮らす家
お金リノベーション 費用 相場、リノベーション ローン

やることは、この切り口ごとに「受け皿となるページ」を用意することです。

  • 物件タイプ別・テイスト別に、施工事例のカテゴリを分ける
  • 「費用」「流れ」「ローン」など、お金と不安に答える単独ページを作る
  • 対応エリアのページを用意し、そのエリアの事例を載せる

こうしたページは一度作れば長く検索流入を生み続けます。広告と違い、止めても消えない「資産」になる点が大きな違いです。

戦略②|施工事例を「ストーリー型」に作り替える

施工事例は、検索対策と信頼づくりを最も効率よく両立できるコンテンツです。写真の枚数を増やすより、1件あたりの中身を厚くするほうが効果があります。

事例1件に入れたい項目を整理しました。

項目書くこと
写真施工前・施工中・完成後の3点セット
物件情報物件種別・築年数・面積・エリア
費用総額、または費用のレンジ
工期着工から引き渡しまでの期間
お客様の要望相談時に何に困っていたか
設計の意図なぜそのプランにしたのか
担当者コメント工夫した点・苦労した点

「どんな家になったか」ではなく「どんな悩みが、どう解決されたか」を書くのがポイントです。同じ悩みを持つお客様が自分を重ねられるようになり、問い合わせにつながります。

戦略③|問い合わせの手前に「中間ゴール」を置く

検討期間が半年以上ある商材で、ゴールを「問い合わせ」だけに設定するのは無理があります。まだ決めていないお客様が、気軽に一歩踏み出せる入口を用意しましょう。

中間ゴール向いているお客様
施工事例集のダウンロードまだ情報収集をしている段階
費用ガイド・相場資料の請求予算感を知りたい段階
LINEでの相談電話やメールが面倒に感じる層
オンライン相談・来店予約ある程度候補を絞った段階
物件探しの相談物件がまだ決まっていない層

入口を複数用意すると、「今すぐではない人」との接点を先に確保できます。リノベーションは、ここで名前を覚えてもらえるかどうかが半年後の受注を左右します。

大切なのは、資料を渡して終わりにしないことです。LINEやメールで新しい施工事例やイベント情報を月に1〜2回届けるだけでも、物件が決まったタイミングで最初に思い出してもらえる会社になります。中間ゴールは「連絡先を得るため」ではなく、「検討している期間ずっと隣にいるため」に置くものだと考えてください。

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集客につながるリノベーション会社ホームページの改善ポイント6つ

戦略が決まったら、次はサイト上のどのパーツを直すかです。ここでは、問い合わせ率に直結しやすい6つに絞って紹介します。

改善ポイント①|トップページで「誰の、どんな家が得意か」を言い切る

原因②でも触れたとおり、お客様は最初の数秒で候補に残すかどうかを決めます。ここで効くのは、デザインの装飾ではなく言葉の具体性です。

よくある表現言い換えの例(例えば)
安心・丁寧な施工をお約束します中古マンションのフルリノベーションを年間30件
お客様に寄り添います設計士が物件探しから引き渡しまで同じ担当で伴走
地域密着で対応します○○市を中心に、築30年以上の住宅リノベを専門に対応
  • ファーストビューの写真は、自社が最も得意なテイストの完成写真にする
  • キャッチコピーに「誰の家か」と「得意分野」を必ず入れる
  • 対応できる工事の範囲だけでなく、対応していないことも書いておく

「絞ると仕事が減るのでは」と感じるかもしれませんが、実際は逆です。絞るほど検索でも見つけてもらいやすくなり、届く相談の質も上がります。何より、迷っているお客様にとっては「自分向けの会社だ」という判断材料そのものになります。

改善ポイント②|費用の目安を必ず出す

リノベーションで最も知りたいのに、最も書かれていないのが費用です。「詳しくはお見積り」だけのサイトは、比較検討の段階で候補から外れます。

  • 「マンション全面リノベーション 800万円〜」のように帯で示す
  • 面積別・工事範囲別の目安を表で載せる
  • 見積もりの内訳や、金額が上下する条件を説明する

正確な金額を出す必要はありません。必要なのは「自分の予算で相談していいのか」をお客様が判断できることです。

改善ポイント③|設計士とスタッフの顔・考え方を見せる

リノベーションは、半年以上その担当者と付き合う仕事です。お客様は会社ではなく「人」を見て決めます。

  • 設計担当者ごとのプロフィールと、得意なテイスト
  • 家づくりに対する考え方や、これまでの経歴
  • 打ち合わせ風景や、現場で働いている写真

「自分の家に知らない人を入れる」という不安を消せるかどうかが、問い合わせの分かれ目になります。

改善ポイント④|相談から引き渡しまでの流れを見せる

初めてリノベーションをする人は、何から始めればいいのか分かりません。流れが見えないと、それだけで問い合わせをためらいます。

段階書いておきたいこと
相談費用がかかるのか、何を用意すればいいか
現地調査・プラン提案期間の目安
見積もり・契約支払いのタイミング
着工・工事仮住まいが必要かどうか
引き渡し・アフター保証内容と点検の頻度

改善ポイント⑤|お客様の声とGoogle口コミを連動させる

自社サイト内の「お客様の声」だけでは、第三者からの評価としては弱く見られがちです。

  • サイトには、許可を得た範囲で顔写真つきのインタビューを載せる
  • Googleビジネスプロフィールの口コミを増やし、サイトからも見えるようにする
  • 届いた口コミには、内容が良くない場合も必ず返信する

自社が言う「丁寧です」より、第三者が書いた一文のほうが強く刺さります。

改善ポイント⑥|スマホ表示とCTAの位置を整える

リノベーションの情報収集は、ほぼスマホで行われます。ここが崩れていると、他をどれだけ整えても成果につながりません。

  • スマホで画面下に追従する問い合わせボタンを置く
  • 電話番号はタップで発信できるようにする
  • フォームの必須項目は、名前・連絡先・相談内容の3つ程度に絞る
  • 写真が多いページの表示速度を確認する

凝ったデザインより、迷わず操作できることのほうが問い合わせにつながります。

今日から始めるリノベーション会社のホームページ集客|改善3ステップ

最後に、実際に取り組む順番を整理します。すべてを一度にやる必要はありません。

ステップ①|自社サイトを4つの原因で診断する(今日できる)

まずは、自社がどこで止まっているかを特定します。

  • アクセス解析で、月間の流入数と検索経由の割合を確認する
  • スマホで自社サイトを開き、5秒で何が得意な会社か分かるか確認する
  • 施工事例1件に、費用・工期・要望が書かれているか確認する
  • 問い合わせフォームの必須項目の数を数える

ここが定まらないまま施策を増やしても、成果は出ません。

ステップ②|トップページと施工事例を手直しする(今週できる)

新しく作るのではなく、すでにあるページに手を入れます。トップページの一文と、施工事例3件だけでも十分に変化が出ます。

  • トップページのキャッチコピーを、得意なテイストと物件タイプが伝わる一文に書き換える
  • 費用と工期を追記する
  • お客様の要望と設計の意図を、3〜5行で書く
  • 担当者のコメントを1〜2行入れる
  • ページ末に、問い合わせや資料請求への導線を置く

ステップ③|テイスト別・目的別のカテゴリを設計する(今月できる)

ここから本格的に検索対策の効果が積み上がり始めます。流入として現れてくるのは3〜6ヶ月後です。

  1. 自社が得意なテイストと物件タイプを書き出す
  2. その切り口ごとに、事例カテゴリのページを作る
  3. 各カテゴリに、そのテーマの説明文を200〜400字加える
  4. 「費用」「リノベーションの流れ」の単独ページを用意する

大切なのは、順番を守ることです。診断をせずに事例を増やしても、カテゴリを整えずに記事を書いても、成果には届きません。

まとめ|リノベーション会社のホームページ集客は「見た目」ではなく「設計」で決まる

問い合わせが増えるサイトと増えないサイトを分けているのは、デザインの美しさでも、写真の枚数でもありません。

その手前にある「設計」です。

誰に届けるのか。何が得意な会社なのか。お客様は何を不安に思っているのか。そして、まだ決めていない人はどこから入ればいいのか。

これが整っているサイトは、派手さがなくても、半年迷ったお客様から静かに選ばれます。

費用・事例・人・流れ・導線。そのすべてが、「この会社なら任せられる」という一つの確信につながっているかどうか。突き詰めればそれだけです。

大切なのは、デザインを新しくすることではなく、検討期間の長いお客様に寄り添った設計を一貫させること。

もし「何から直せばいいか分からない」「事例はあるのに問い合わせにつながらない」と感じているなら、ぜひ弊社にご相談ください。

長く迷うお客様に、最後に選ばれるホームページへ。まずは現状の確認から一緒に始めましょう。

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この記事の内容を前提に、
実務レベルでどう整理すべきかの相談もお受けしています。

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