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映像制作会社のホームページで問い合わせを増やす方法|実績の見せ方と導線改善を解説

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「ホームページはあるのに、問い合わせがほとんど来ない」
「案件はいまも紹介頼み。この流れが途切れたらどうなるのか不安だ」
「実績動画はたくさん載せているのに、そこから相談につながらない」

映像制作会社の経営者から、こうした声をよく聞きます。

もしいま同じ手応えのなさを感じているなら、それは映像のクオリティや技術力の問題ではありません。

映像制作会社のホームページ集客がうまくいかない原因は、ほとんどの場合「実績の見せ方」と「問い合わせまでの導線」が設計されていないことにあります。

この記事では、映像制作会社のホームページで問い合わせが増えない原因を分解し、実績の見せ方と導線改善の具体策、今日から着手できる手順までをわかりやすく解説します。専門用語はできるだけ噛み砕いてお伝えしますので、Webに詳しくない方でも読み進められます。

読み終える頃には、「自社のサイトのどこを直せばいいのか」がはっきり見えてくるはずです。

目次

映像制作会社のホームページ集客は「2つの詰まり」に分かれる

「問い合わせが来ない」と一口に言っても、原因は大きく2つに分かれます。どちらが詰まっているかで打ち手がまったく違うので、最初にここを切り分けましょう。

詰まりの種類どういう状態か主な原因
①見つけてもらえていないそもそもサイトへの訪問が少ない検索対策・情報発信の不足
②見られても動いてもらえない訪問はあるが問い合わせに至らない実績の見せ方・導線・料金の見せ方

問い合わせの数は、ざっくり「サイトへの訪問数 × 問い合わせに至る割合」で決まります。どちらかがゼロに近ければ、もう一方をどれだけ磨いても結果は変わりません。

そして映像制作会社の場合、多くは②の「見られても動いてもらえない」で詰まっています。実績動画という、他業種がうらやむほど強い判断材料をすでに持っているのに、それが発注の後押しになっていないケースが目立ちます。

まずは自社がどちらなのかを確認してください。

アクセス解析を見て訪問数が月に数十件しかなければ①、数百件以上あるのに問い合わせが月0〜1件なら②の可能性が高いです。

判断がつかない場合は、次の3点を見てください。

  • 検索から来た訪問がどれくらいあるか
  • 実績ページがどれくらい見られているか
  • 問い合わせページまで進んだうえで離脱している人がいるか

実績ページはよく見られているのに問い合わせページに進んでいないのであれば、原因は②で確定です。この記事の中心も、そこを直す話になります。

映像制作会社のホームページで問い合わせが増えない5つの原因

②の「見られても動いてもらえない」状態には、共通するつまずきがあります。代表的な5つを整理しました。自社に当てはまるものがないか、チェックしながら読んでみてください。

原因よくある状態
紹介依存でサイトが放置されている会社案内を置いただけで数年更新なし
実績が「作品集」で止まっている動画が並ぶだけで背景の説明がない
得意ジャンルが伝わらない「何でも対応します」だけが書かれている
ページが重い動画の読み込みで表示に時間がかかる
料金と進め方が不明費用の目安がどこにも書かれていない

原因①|紹介営業に依存し、ホームページが「会社の名刺」で止まっている

少人数の映像制作会社では、専任の営業を置かず、社長の人脈や既存クライアントからの紹介で案件をつないでいるケースが大半です。

紹介は確度が高く、話も早い。これ自体は大きな強みです。ただ、紹介はこちらでコントロールできません。案件が空く時期と重なる時期は読めず、忙しい最中に相談が来ても断りづらい。無理に受けて疲弊し、結果としてクオリティにも影響が出る。

この不安定さが、紹介一本の構造的な弱点です。

ホームページは、紹介以外のもう一本の柱になり得る資産です。 ところが紹介で回っているうちは手が回らず、名刺代わりのまま数年放置されてしまいます。

原因②|実績動画が並んでいるだけで、発注の判断材料になっていない

これが最も多く、かつ最も損をしているポイントです。

実績ページに動画がずらりと並んでいる。映像のクオリティも高い。

それでも問い合わせが増えないのは、発注者が見たいものと、載っているものがずれているからです。

発注者は映像の巧さを審査しているのではありません。「この会社は、自分の課題を解決してくれるか」を探しています。作品としての完成度だけでは、その問いに答えられないのです。

たとえば同じ採用動画でも、「応募数を増やしたい」のか「入社後のミスマッチを減らしたい」のかで、作るべき映像はまったく違います。発注者はその違いを自分の言葉で整理できないまま探していることが多く、だからこそ「どんな課題に対して、どう考えて作ったのか」が書かれている実績が、そのまま相談の入口になります。

原因③|「何でもできます」で、得意ジャンルが伝わらない

対応範囲の広さは強みのはずですが、サイト上では逆に働くことがあります。

採用動画を作りたい担当者が探しているのは「採用動画に強い会社」です。「実写もアニメーションもCMもYouTubeも対応可能」と書かれていると、幅広さは伝わっても、自分の案件に合うかどうかは判断できません。

絞ることは仕事の幅を狭めることではなく、選ばれる確率を上げることです。

原因④|動画の埋め込みでページが重く、見られる前に離脱している

映像制作会社のサイト特有の落とし穴です。

トップページや実績一覧に動画をいくつも直接埋め込むと、ページを開いた瞬間に大量のデータを読み込むことになります。表示に時間がかかれば、見てもらう前に離脱が起きます。最も見せたい実績が、ページの重さのせいで見られていないという、いちばんもったいない状態です。

原因⑤|料金や進め方が非公開で、問い合わせ前に候補から外れている

「案件ごとに異なるため、まずはご相談ください」。よくある表記ですが、発注者側は社内で予算を通す必要があります。目安がまったく分からない会社は、比較検討の段階でリストから外れます。

金額を確定させる必要はありません。レンジと、そこに何が含まれるかが示されているだけで、相談のハードルは大きく下がります。

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映像制作会社のホームページ集客を変える「実績の見せ方」4つの改善

ここからが本題です。映像制作会社にとって、実績ページは会社案内ではなく「商品カタログ」です。ここの見せ方を変えるだけで、同じアクセス数でも問い合わせは変わります。

改善①|実績を「作品」ではなく「課題解決の事例」として見せる

動画を貼るだけで終わらせず、その裏側の判断を言葉にします。

作品としての見せ方事例としての見せ方
記載内容動画・クライアント名・尺課題→企画意図→制作→成果
発注者の受け取り方「きれいな映像だな」「うちの課題にも合いそうだ」
次の行動見て終わる問い合わせを検討する

書くのは長文でなくてかまいません。「応募が集まらない」という課題があり、「社員のリアルな一日を見せる構成」で解決を図り、「説明会での反応が変わった」この3行があるだけで、動画の意味が伝わります。

なお、成果は数字で書ける場合だけ数字を使えば十分です。数値が取れていない案件でも、「展示会で足を止める人が増えた」「社内の評判が良く二期目の依頼につながった」といった変化で構いません。大切なのは結果の大きさではなく、課題に対して手を打った事実が伝わることです。

発注者は映像を買っているのではなく、課題の解決を買っています。

改善②|目的別・業種別に実績を分類する

実績を1ページにまとめて並べるのではなく、目的や業種で入口を分けます。

分類探している発注者
採用動画応募数やミスマッチに悩む人事担当
会社紹介動画商談やサイトで使う資料を探す経営者
商品・サービス紹介販促担当・EC担当
イベント・展示会記録広報・イベント担当
SNS向けの縦型動画SNS運用担当

分けることで、訪問者は自分に関係のある実績だけを最短で見られます。同時に「採用動画 制作」「会社紹介動画 制作」といった目的別のキーワードでも、検索から拾われやすくなります。

改善③|ダイジェストとフル尺を分け、最初の数秒で判断できるようにする

3分の実績動画を最後まで見る発注者は、ほとんどいません。

  • 一覧ページには30秒前後のダイジェストか、静止画のサムネイルを置く
  • 詳細ページでフル尺を見られるようにする
  • サムネイルは動画から適当に切り出さず、内容が伝わる一枚を選ぶ
  • 守秘義務のある案件は、業種と課題だけ抽象化して掲載する

実績は「多く載せる」より「一目で内容が分かる」ほうが効きます。

改善④|制作の進め方と体制を、実績とセットで見せる

実績そのものが良くても、「この会社と組んだとき、実際どう進むのか」が見えないままでは、相談に踏み切れません。映像制作は、発注者側から工程が見えにくい仕事だからです。

  • 企画・構成、撮影、編集、修正までの流れを箇条書きか図で示す
  • 修正は何回まで含まれるのかを明記する
  • 問い合わせから納品までのおおよその期間を書く
  • 誰が担当するのか(ディレクター、カメラマン、編集)を体制として示す

発注者が不安に感じているのは価格そのものより、「何をどこまでやってもらえるのか分からないこと」です。

実績ページの下に、その案件の制作期間や体制を一行添えるだけでも、発注後のイメージは大きく変わります。

映像制作会社の問い合わせにつながる導線改善の4つのポイント

実績の見せ方を整えたら、次は「見たあとに動いてもらう」設計です。

ポイント①|動画の載せ方で表示速度を落とさない

原因④で挙げた表示速度の問題は、載せ方を変えるだけで改善できます。

  • 一覧ページは静止画のサムネイルにし、クリックで再生する形にする
  • 動画は自社サーバーに直接置かず、動画配信サービス側に置いて呼び出す
  • 画面に表示されたタイミングで読み込む設定(遅延読み込み)にする
  • 自動再生と音声オンは、離脱を招くため慎重に判断する

スマートフォンでの表示も必ず自分で確認してください。発注者の多くは、移動中にスマホで候補を絞っています。

ポイント②|実績ページから問い合わせまでの導線を切らさない

実績を見て気持ちが動いた瞬間が、いちばん問い合わせに近い状態です。

  • 各実績ページの下部に問い合わせボタンを置く
  • 「同じジャンルの他の実績を見る」リンクで回遊させる
  • グローバルメニューに常に問い合わせを表示する

ポイント③|問い合わせのハードルを下げるCTAとフォーム設計

「問い合わせ」だけのボタンは、心理的な重さがあります。何が起きるかが分かる言葉に変えましょう。

CTAの文例効果
予算感だけ相談する冷やかしと思われる不安を消せる
企画のたたき台を無料でご提案相談で得られるものが明確になる
5分でわかる制作の流れを見る検討段階の人を取りこぼさない

フォームは項目を絞ります。会社名・連絡先・相談内容の3項目程度が最も通過しやすく、詳細は後のやりとりで十分に補えます。

ポイント④|問い合わせたあとに何が起きるかを書いておく

問い合わせボタンを押す直前、発注者の頭にあるのは「押したら営業の電話が来るのでは」「まだ何も決まっていないのに相談していいのか」という迷いです。

書いておくこと相手が安心できる理由
返信までの目安(例:2営業日以内)放置されないと分かる
初回はオンラインで30分程度拘束される時間が読める
企画が固まっていない段階でも相談可準備不足を気にしなくてよい
見積もりまで費用は発生しない金銭的なリスクがない

この数行があるかないかで、同じフォームでも問い合わせ数は変わります。 ボタンのすぐ上に、小さく添えておくだけで十分です。

映像制作会社のホームページ集客を安定させる「入口」のつくり方

ここまでは「実績を見られてから」の話でした。最後に、訪問そのものを増やす入口を整えます。

入口①|発注者が実際に検索する言葉で拾われるようにする

発注者は「映像制作会社」と検索するとは限りません。

検索される言葉の例想定される発注者
採用動画 制作 費用予算を組んでいる人事担当
会社紹介動画 制作 依頼商談資料を用意したい経営者
動画制作 + 地域名近隣で依頼先を探している企業

目的や業種、地域と組み合わせた言葉のほうが、検索する人の依頼意欲は高い傾向があります。改善②「目的別・業種別に実績を分類する」で作った目的別の実績カテゴリが、そのまま受け皿になります。

入口②|YouTubeやSNSの動画資産をホームページにつなぐ

映像制作会社は動画資産を持っているのに、それがサイトと切り離されていることが多いです。

  • YouTubeチャンネルの概要欄からサイトへ導線を引く
  • SNSの投稿で使った動画を実績ページに再掲する
  • サイト側からもチャンネルへ相互にリンクする

自社の強みである動画を、集客の入口として使えていない会社が驚くほど多いです。

入口③|比較記事・ポータル掲載と、指名検索の両方を取る

「おすすめ動画制作会社◯選」のような比較記事に、発注者は多く集まっています。この現実は変えられないので、乗る側に回ります。

掲載依頼や登録で露出を確保し、そこから社名で検索された時に受け止められるサイトを用意しておく。比較記事は入口、自社サイトは決め手という役割分担で考えると整理しやすくなります。

入口④|発注前の検討層を、記事コンテンツで拾う

「動画を作りたい」と思った人が、すぐに発注先を探し始めるとは限りません。多くはその前に、費用の相場や進め方を調べています。

  • 採用動画の費用は何で決まるのか
  • 撮影当日までに発注側が準備しておくこと
  • 動画の尺と目的の関係

こうした内容を自社サイトの記事として置いておくと、検討段階の人と早い時期に接点が持てます。比較検討に入ってから知った会社より、調べている段階から読んでいた会社のほうが、相談先として選ばれやすくなります。 記事から実績ページへ、実績ページから記事へと相互にリンクしておくと、サイト全体の回遊も生まれます。

映像制作会社のホームページ集客を始める3ステップ

ここまでの内容だと、やることが多く見えるかもしれません。ただ、ホームページで集客するには順番があります。

ステップ①|実績3件を「課題→企画→成果」で書き直す(今日できる)

全件はいりません。自信のある3件を選び、それぞれ3〜5行の説明を足すだけです。文章が苦手でも、当時の打ち合わせを思い出して書けば十分な内容になります。

ステップ②|表示速度と問い合わせ導線を点検する(今週できる)

  • スマートフォンで自社サイトを開き、表示までの体感を確認する
  • 実績ページの下に問い合わせボタンがあるか確認する
  • フォームの項目数を数え、削れるものを削る

ステップ③|目的別の実績カテゴリを整える(今月できる)

採用・会社紹介・商品PRなど、自社が力を入れたいジャンルごとに実績をまとめます。ここから検索での積み上がりが始まり、成果として見えてくるのは3〜6か月後です。焦らず、順番に進めてください。

まとめ|映像制作会社のホームページ集客は「実績の見せ方」で決まる

「良い映像を作れること」と、「良い映像を作れると伝わること」は、まったく別の話です。

映像制作会社のホームページ集客でつまずく原因は、技術力ではなく、その技術が発注者に伝わる形になっていないことにあります。並んだ動画を、課題解決の事例に変える。目的別に整理する。見たあとの一歩を用意する。

必要なのは、サイトを作り直すことではなく、いま持っている実績の見せ方を変えることです。

もし「実績はあるのに問い合わせにつながらない」「どこから手をつければいいか分からない」と感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。

紹介に頼らずに案件が入ってくる状態は、実績の見せ方を整えるところから始まります。

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この記事の内容を前提に、
実務レベルでどう整理すべきかの相談もお受けしています。

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