BLOG

効果的なCTA(コール・トゥ・アクション)の設置方法

効果的なCTA(コール・トゥ・アクション)の設置方法
効果的なCTA(コール・トゥ・アクション)の設置方法

Webサイトを運営している人や広告を出すときに、一つの基準となるのがCTA(コール・トゥ・アクション)です。CTAについて一度は耳にしたことがあるものの、具体的にどのような施策なのかわかっていない人もいるかもしれません。CTAとは何か?設置するときの方法や活用方法、注意点も含め詳しく紹介していきたいと思います。

CTA(コール・トゥ・アクション)とは

CTAは、行動喚起を意味する言葉です。Webサイトを運用している人の多くは、商品の購入や問い合わせ、資料請求などの何かしらの目的があると思います。その目的通りにユーザーの行動を誘導するための方法でもあり、促す方法ともいえます。CTAを行うことで、ユーザーの訪問を促すだけではなく、離脱を防ぎ滞在時間を長くすることにも繋がります。GoogleやYahoo!などの検索エンジンから、キーワードを入力しWebサイトに訪問したユーザーがいるとします。興味を持ち行動に移してくれたにも関わらずわかりにくいWebサイトだったらどう思うでしょうか。購入や資料請求ができるボタンがなかったり、検索したキーワードとは関連性のないWebサイトに滞在したいと思うユーザーは少ないと思います。CTAが設置してあることで、ユーザーの行動を促し離脱のリスクを減らすことができるのです。

CTAには大きく分けて2種類ある

CTAには大きく分けて2種類の形式があります。主に「ボタン形式」と「テキストリンク形式」があり、それぞれWebサイトに適したものを使い分け設置する必要があります。何を目的にしたいのかによって、選び方が変わってきます。それぞれの違いについて説明します。

ボタン形式

バナーボタンをボタン形式にて設置するやり方です。Webサイトを見ていると、ちょっと目立つように「お問合せ」「資料請求」「無料相談」「購入はこちら」などのバナーボタンを見たことがあるのではないでしょうか。ユーザーが次にアクションに繋げたいときに、わかりやすいデザインや場所にボタンを設置することで、認識しやすくなるメリットがあります。デザイン的にも目立つ部分になりますし、訪問者がクリックする場所としても認識しやすい良さもあります。グローバルメニューの場所に設置することもできます。

テキストリンク形式

テキスト自体にリンクを貼って、CTAに誘導する方法です。例えば「お役立ち情報が欲しい人はこちらです」「無料相談を受けたい人はここから予約」などのテキストが表示されています。ボタン形式と比べると、他の文章に自然と馴染むようなデザインになり目立ちません。ただ、押しつけがましさを感じることもなく自然にコンバージョン率をあげられる方法としても知られています。クリックする場所であるのがわかるように、文字の大きさを変えてみる、色を変えてみるなどの視覚的にアピールしやすくなります。ボタンのように派手なデザインにしたくない人は、テキストリンクを選択するのもおすすめです。

OSIEのサービスWeb周りの運用を全面サポート

OSIEのサービス

CTAを設置するときに効果的なポイント

CTAを設置するときに効果的なポイント

CTAはただ設置すればいいだけでなく、ポイントを押さえる必要があります。
具体的にどのようなポイントを意識したらいいのか、わかりやすく紹介したいと思います。

クリックしたあとに何か起こるか明確に伝える

CTAボタンを設置するときに、一番重要になるのが”何が起こるのか”を明確に伝えることです。例えば、ボタンに「クリックはこちら」と表示されていたら、何が起きるのかわかりませんし、戸惑ってしまうユーザーもいると思います。「無料相談の予約はこちら」「資料請求の詳細を見る」など、どんなアクションに繋がるのかがわかっていると、迷っているユーザーの背中を一押しすることにも繋がります。クリックの後に何が起こるのかを明確に伝えるだけでも行動を促す効果が期待できるようになります。

得られる利益や解決できる課題を盛り込む

ユーザーは、ボタンを押すことで自分の抱えている悩みや疑問に対して、答えが見つかりそうだと感じたときにクリックしたいと考えます。ユーザーにとって商品やサービスを購入するのは、そのものに魅力を感じ自分の悩みを解消できそうだと感じているからです。ユーザーにとって自分ごとに捉えられていないと、CTAのクリック率が低くなってしまいます。コンバージョン率を高めるためには「あなたの要望を叶えます」「悩みを解決できます」などの利益を伝えられるかどうかです。この部分の深堀が得意だと、アクションにも繋げやすくなるので、覚えておきましょう。

アクションのハードルを下げる言葉をいれる

CTAのボタンを設置するときに、いかにユーザーにとってアクションに繋げられるかどうかが重要になります。例えば「問い合わせをする」と表示されているよりも「無料相談をする」と表示されているほうが、安心して一歩前に進みやすくなります。自分の悩みを言語化するのは意外と難しく、悩んでいるうちに後回しになってしまうケースも少なくありません。検索結果に表示されたからホームページに辿り着いただけのユーザーにとっても、いきなりお問い合わせの詳細に文章を書きたいとは思いません。どうしたら、アクションの一歩を踏み出しやすくなるのかを考えるようにしてみてください。

電話番号も一緒に記載する

CTAボタンの近くに、電話番号も一緒に記載するのをおすすめします。メールだと問い合わせするか迷ってしまう人も、電話であれば気軽に問い合わせが出来る人もいます。「本当に自分が求めているような商品やサービスがあるのか知りたい」と考えている人や「文章だとうまく伝えられるかわからない」「すぐに返事が欲しい」人もいると思います。CTAボタンの近くに電話番号を設置することで、問い合わせの取りこぼしを減らすこともできます。

まとめ

CTA(コール・トゥ・アクション)はユーザーの行動を促し、コンバージョン率を高めることや売上アップにも繋げやすい方法です。気軽に行いやすい施策でもあるので、あと一歩ユーザーを誘導したいときに、積極的に使うようにしてください。

OSIEのサービスWeb周りの運用を全面サポート

OSIEのサービス

関連記事一覧

最近の記事

定額制Web担当代行

Webマーケティング診断本舗