Webサイトリニューアルのタイミングと計画
webサイトを開設して何年かすると、リニューアルを考えるようになります。webデザインは時代とともにどんどん変化しているため、競合と比べても古くなってきたと感じることもあります。
また、問い合わせ件数や売上に繋がりにくくなってきたと、感じているかもしれません。webサイトのリニューアルのタイミングや、計画の立て方について説明していきたいと思います。
目次
webサイトリニューアルのタイミングは
webサイトリニューアルを考えるタイミングについて、詳しく説明していきます。
デザインが古く感じるとき
webデザインを見たときに「どこか古臭く感じる」ようになったら、リニューアルを検討してみてもいいと思います。流行のすべてを意識する必要はありませんが、3年に一度はデザインを見直すのをおすすめします。競合のwebサイトが新しくなったタイミングでリニューアルする人もいます。デザインは会社の印象を決める重要な部分だからこそ、古く感じたタイミングが変えどきです。
スマホに対応していない
webサイトが、PCメインになっておりスマホに対応していないことがあります。スマホで見るとサイトが途中で途切れてしまったり、使いにくさを感じることがあります。
今はほとんどの人がスマホからwebサイトを見ています。そのため、対応していない時は早めにスマホユーザビリティも意識したwebサイトになるようにリニューアルするのをおすすめします。
セキュリティ面が不十分だと感じたとき
webサイトのセキュリティも、日々進化しています。webサイトのSSL化も進んでおり、インターネット上の通信を暗号化しています。「https://」から始まるwebサイトは、SSL化が進んでいます。
また、GoogleChromeがSSL化していないサイトに対して「保護されていません」の表示をするようになりました。検索結果のランキングにも影響してくる部分だからこそ、リニューアルを検討するようにしましょう。
アクセス数が落ち込んでいるとき
webサイトのアクセス数が落ち込んでいる時、リニューアルを検討するタイミングといえます。問い合わせ数や資料請求の件数が少なくなってきたタイミングでwebサイトの見直しを行います。
公開から年数が経過すると、今まではユーザーが自然に増えていたのに、指標の数値がピークとなり頭打ちになってしまうことがあります。
webサイト内の情報の見直しを行い、それでも改善が見られない時は、ユーザビリティの見直しを行いアクセス数を取り戻せるようにしていく必要があります。一度落ち込んでしまうと、ほおっておいて勝手にアクセス数が戻るとは限りません。
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OSIEのサービスWebサイトリニューアルの計画の立て方
Webサイトリニューアルを決めたら、計画的に進めていくのをおすすめします。
改修すると決めたら、これから紹介する手順で作業を進めていきましょう。
1. まずは既存Webサイトの問題点を、分析や社内外の声を元に洗いだす
2. 問題点が明確になったら、自社の方針を決め目的を明確にします
3. Webサイトの外注先を決め、解決策を一緒に決めていきます
4. Webサイトの構成や機能を決めていきます
5. 設計を行い、Webサイトがどのように実装されるのかを考えます
6. Webデザイン案を考え、意見を統一させていきます
7. Webのページやコンテンツを作成します
8. 最後に、統合テストを行い納得した状態で公開します
Webサイトリニューアルの計画を立てるときは、まずは問題点を見つけて意見を集めていくことからはじめていきましょう。リニューアルはなんとなくしていればいいものではなく、問題点を解消するためにはどうしたらいいのか、方針を決めることが大切です。
外注先を決めるときも、明確にした問題点を伝えたうえで親身になって寄り添ってくれる業者を選ぶのをおすすめします。
Webサイトのリニューアルは自社で行うべき?
Webサイトはリニューアルすれば、必ずしも質の高いサイトになるとは限りません。なかには、改修する前よりもWebサイトの質が落ちてしまうこともあります。
業者の選び方に失敗してしまっているケースもありますし、経験の浅い担当者に任せてしまい問題点に向き合っていないリニューアルになってしまうこともあります。一度リニューアルしてしまうと、元に戻せなくなってしまうことも…。
それぞれのメリット・デメリットについても紹介していきたいと思います。
自社でリニューアルする場合
自社にサイト制作について詳しい人がいるときは、社内でリニューアルを行う場合もあります。どんなサイトにしたいのか、サイトの改修に関しての要望や進捗などの情報が共有しやすく、コストを気にせずに自分たちのペースで改修を進められる良さもあります。ただし、専門知識のある人がいないと対応できません。また、他にも請け負っている仕事が多い場合、Webサイトのリニューアルに十分な時間がとれない人もいます。そのため、社内の誰に依頼するのか、作業を分担する計画なども立てていかないと後回しになってしまいます。
外部に依頼する場合
外部にWebサイトのリニューアルを依頼することもあります。外注する場合、最新の機能やトレンドを反映しつつ成功させるためのノウハウをたくさん持ち合わせています。同じジャンルでどれだけのリニューアル経験があるかどうかによっても変わってきますので、事前に確認するのをおすすめします。ただし制作する人が外部にいるため、自社から積極的にコミュニケーションをとる必要が出てきます。Webサイトをリニューアルする程度によって変わりますが、ある程度のコストもかかるので予算にあうかどうかによっても違います。
まとめ
Webサイトのリニューアルは、定期的に行う必要が出てきます。日々変化しているWeb業界だからこそ、同じサイトのままではデザイン性や機能性面で損をしているかもしれません。Webサイトでコンバージョン率が下がってきたなと感じたら、早い段階で見直しつつ集客に繋げていくようにしてください。
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